善徳女王の前編(1話~29話)のネタバレあらすじと感想!

スモモ
こんにちは、スモモです。

今回は、朝鮮史上初の女王で新羅第27代の王・善徳女王が歩む波乱万丈の生涯を描いた超大作!【善徳女王】(1話~29話)のあらすじと感想をご紹介します。

 

まずは、【善徳女王】について予備知識を少しだけ…

 

【善徳女王】は、日本で韓国歴史ドラマブームを巻き起こした「宮廷女官~チャングムの誓い」の脚本家キム・ヨンヒョンと「根の深い木」のパク・サンヨンが共同執筆でシナリオを担当し、「朱蒙」の助演出家のキムグンホンと「ニューハート」のパク・ホンギョンが演出を担当しています。

また、本作が支持された最大のカギとなる、ストーリーの面白さと花郎たちの存在が色を加え、瞬間最高視聴率49.9%の視聴率をたたき出した“驚異の時代劇”と言われています。

(※花郎というのは、新羅の軍事的リーダーで、祭祀(宗教的儀礼・儀式)や芸能的な分 野も網羅した青年組織。家柄、容姿、文武ともに際立った若者たちだけがなれる超エリート集団のことです。)

 

ここでは、そんな『善徳女王』の前半部分1話~29話、主人公であるトンマンの悲しい生い立ちから、王女として新羅の民の前に立つまでの大まかなあらすじを書いていきます。

スポンサーリンク


善徳女王の前編(1話~29話)のあらすじ

https://tv-aichi.co.jp/kandora/sondoku/

時は、7世紀。高句麗・百済・新羅の三国が勢力を競い合う乱世の時代が続いていた。

 

新羅では、妖女ミシル(コ・ヒョンジョン)がその美貌と色仕掛けで歴代王を操り、宮廷で絶大な権力を振るっていた。

なおも不動の権力を手にしようと王妃の座を狙うミシルは真平王の正妃マヤ夫人を拉致して亡き者にしようとするが、失敗に終わる。

 

一命を取り留めたマヤ夫人は、双子の姉妹を出産する。

双子を生んだことがミシルに知られれば今度こそ王妃が危ない!(「双子を生むと王族の男子が絶える」との言い伝えがあった。)

 

そこで、真平王は、双子の存在を隠し、妹トンマンを侍女ソファに託し新羅を出て暮らすよう命じる。

 
 

15年の月日が流れ、ソファに娘として育てられたトンマン(ナム・ジヒョン)は、タクラマカン砂漠の交易場の宿屋で好奇心旺盛でたくましい少女に成長していた。

 

ところが、ある時、ミシルに地の果てまでも追うよう命令されていた花郎チルスクに出会ってしまう。

チルスクの正体に気づいたソファはトンマンを逃がそうとするが、自身は砂地獄にはまってしまう。

 

何とか難を逃れたトンマンは、「自分の父が誰なのか?なぜ命を狙われるのか?」その手がかりを知っていそうなムンノを探すため新羅へと向かう。

 
 

一方、トンマンが砂漠で格闘していたころ、双子の姉のチョンミョン王女(シン・セギョン)もミシルからの恐怖と戦っていた。

 

チョンミョンは既に前王・真智の長男ヨンスと結婚していて、真平王は、次の王位をヨンスに譲るつもりでいたが、ミシルの策略によりヨンスは命を奪われてしまう。

その時、チョンミョンのお腹にはヨンスとの子がすでに宿っていた。

 

チョンミョンは、無事に出産するため、ミシルに応戦するため宮殿を出てムンノを探す旅に出かけトンマンと運命に導かれるように出会う。

トンマンに何度も命を救われた王女は同じアザを持つトンマンに縁を感じる。

 

目的は違えどムンノを探す二人は旅を共にする。

そして、情報を得てムンノのいた寺に向かうが刺客のポジョンとばったり出くわし、チョンミョンが矢に射られそうになる。

 

そんなチョンミョンを救ったのは、ミシルと対立するソヒョンの息子ユシン(イ・ヒョヌ)だった。

 

その後、ユシンはチョンミョンに請われて新羅の首都ソラボルで王女の花郎となる。

チョンミョンは、トンマンをユシンに託し花郎にしてくれと頼み、自身も花郎を統率する立場に復帰する。

 
 

ユシン(オム・テウン)率いる龍華香徒(ヨンファヒャンド)は、厳しい訓練を受けて少しずつまとまりをみせていた。

トンマン(イ・ヨウォン)も徹底的に鍛えるべく鬼の特訓を受けるが持ち前のガッツで耐え抜いていた。

しかし、他のエリート花郎徒からは認められていなかった。

 
 

そんな折、百済軍との戦闘が始まった。

 

その戦闘で、トンマンの仲間を思う強い心、危機に直面した時の機転の利かせ方に次第にユシンや仲間の郎徒たちが惹かれていく。

 

また、ミシルが仕掛けた罠が、ユシンとトンマンにアルチョン(飛天之徒の花郎の長)という心強い味方を与えてしまう。

難を乗り越え、無事に凱旋してきたユシンたち龍華香徒は、正式にソラボルの花郎として認められる。

 
 

トンマンとユシンを味方につけたチョンミョン王女(パク・イェジン)は、ミシルに対抗すべく、先ずは、ミシルの力の源を見つけるよう命じる。

その命を受けたトンマンが動き出す。

 

その秘密を探る過程でトンマンと出会ったミシルは、トンマンを気に入り仲間に引き入れようとする。

ミシルにラテン語が堪能なことを知られてしまったトンマンは毎晩「英雄伝」を読みにくるよう命じられる。

 

その帰り道、トンマンはあのチルスクに出会う。

目を患っているチルスクはトンマンに気づかなかったが…

 

ミシルの秘密が“サダハムの梅”(中国の暦、大明暦)であり、これを使って月食まで算出し人心を動かしていたことを知ったトンマンたちはミシルの力の大きさに不安になるが、三人で立ち向かうことを決意する。

 
 

ところが、その決意をミシルに告げに行ったトンマンは、ミシルの描く絵の中にトンマンが幼い頃から持っていたソヨプ刀(小刀)を見つける。

チルスクの登場でますます自分の出自を知りたいトンマンは、チョンミョンにソヨプ刀について調べてほしいと頼む。

 

これがきっかけで、トンマンがチョンミョン王女の双子の妹ということが明らかになる。

ユシンからトンマンが女性であることを聞いたチョンミョン王女はトンマンが妹であることを確信する。

そして、一命を取り留めていたソファからトンマンが生きていたことを知らされたマヤ王妃と共に三人で対面する。

 

自分の出生の秘密をチョンミョンから聞かされたトンマンは、自分は王宮にいてはいけない人間だと思い新羅を発とうとするが、ユシンに説得されチョンミョン王女の指示に従ってしばらく身を隠すことにした。

 

ところが、時すでに遅く、トンマンとユシンはミシル派からも王族派のウォルチェからも狙われることになってしまった。

おまけに、眼がみえるようになったチルスクにもトンマンの存在が知られてしまう。ミシルにも…

 

何とか追っ手から逃れたユシンは新羅を捨てて二人で暮らそうとトンマンに駆け落ちを提案する。

 

しかし、チョンミョンの胸の内を知ったトンマンは、ユシンへの気持ちが揺らいでしまう。

トンマンを助けにきたチョンミョンは、さりげなくユシンに自分の気持ちを伝えるが、ユシンの心は全く動かない。

 

彼のトンマンへの深い愛を知ったチョンミョンは、二人して新羅を立ち去り幸せになることを勧める。

そして、追っ手の眼をくらませるためチョンミョンはトンマンと服を交換した。

 

しかし、間違ってチョンミョンに追っ手の毒矢が当たってしまう!

 

一行はどうにか洞窟まで逃げ延びるが傷ついた姉の前で取り乱すトンマン。

そんなトンマンを連れて解毒剤を探しに行ったのはピダム(キム・ナムギル)だった。

 

結局、薬は間に合わず、チョンミョンは二人の幸せを願ってあの世へ旅立っていった。

 
 

姉のチョンミョン王女の死に強い責任を感じたトンマンは女性としてユシンと共に生きる幸せではなく、王女となってミシル政権下の理不尽な新羅を、民が安心して暮らせる神国として立て直す道を選ぶ。

 

まずトンマンは200年前の予言「御出出生、聖骨男尽」に「開陽者帰天、日有食之、開陽者立、新天到来」という続きを作り、トンマンの新羅の王女としての正当性を実証することを第一の目標にした。

つまり、民に、「双子が生まれたら男子の跡継ぎが生まれない。王女が亡くなった後日食が起きて、その後、双子の妹が新羅を救う」と、信じ込ませようというわけだ。

 

チョンミョン王女の死の真相を知っているアルチョンは、郎粧決意(死をも辞さない決意をすること)で王女殺害の真相究明を王に訴えた。

しかし、ミシルに脅された王は、王女の死が事故死であると発表してしまう。

これに失望したアルチョンが自決をしようとした場面にトンマンが現れ、自分が王女となって花郎の長となるので自分に従えという。

 

一方、ユシンだが、トンマンを一人の女性として幸せにしようと、“王女になる”というトンマンの決意を覆そうと、涙ながらに訴えるのだがトンマンは聞き入れない。

トンマンは、ミシルの懐刀であるウォルチョン大師を拉致し、味方に引き入れようとしたが、大師は、新羅によって滅ぼされた伽耶国(任那)の残党たちの秘密結社・復耶会に捕らわれていた。

 

ユシンは一人復耶会に乗り込み、隙あらば新羅に一矢報いようと考えている危険分子たちを味方につけようとしていた。

 
 

ちょうど、その頃、ピダムが突き止めた復耶会のアジトにトンマンたちが乗り込む。

そこで、ユシンは、トンマンを「私が選んだ王だ!」と宣言する。

 

ユシンがトンマンへの愛を断ち切り、忠臣として、愛しい女に仕える決意をした瞬間だった。

 

そして、復耶会も味方に引き入れたトンマンは、なんとか大師を説得して日食の日を割り出した。

 
 

日食の日が分かったトンマンは、これを使ってミシルを罠にハメる。

仕掛け人となったのはピダムとユシン。

ピダムにとっては母であるミシルとの対決だ。もっとも二人はまだこのことを知らないが…。

 

トンマンは、ピダムの機転と度胸を、ユシンの嘘をつけない気質を上手く利用し、みごとミシルを手玉に取る。

そして、トンマンが仕組んだとおり、日食のタイミングに合わせて民の前に“トンマン王女”が誕生した。

 
 

トンマンはミシルとの初戦をみごと勝利で飾った。

トンマンの女王への道が始まった!

 
 

事件を知らされた宮殿は大混乱。

責任を感じたウルチェは、ひとまずチョンミョンの息子チュンチュを隋の国から呼び寄せる。

 
 

一方、窮地に陥ったミシルも、ファベク会議と全ての作戦を中止し、チョンミョンの息子チュンチュを王よりも先に隋の国から呼び寄せるように部下に命じる…

いよいよ本格的に動き出すトンマン!

ミシルとの戦いが始まる!

スポンサーリンク


善徳女王の前編の感想

ではここでは、私が【善徳女王】の前編(1話~29話)を見た感想を書いていきます。

 

スモモ
とにかく登場人物が多く、似た名前も多くしばらく登場しないと誰だっけ?となったこともあったほどの壮大なドラマ…

子役時代のトンマンとチョンミョンの演技が上手で可愛らしく、二人が出会ってムンノを探して行動を共にするあたりがコミカルで私の好きな場面です(^^♪

 
 

花郎として訓練を受けるようになってからは、女であることがバレないかと、はらはらドキドキしましたが、そこは物語。

ユシンとチュクバンだけには知られますが、他のみんなにばれるのは、心強い仲間を得たずっと後。

良かった~。

 
 

韓国ドラマでは、男装の話が良く出てきます。

そして、イケメンな二人が男装したヒロインを巡って争う…ってパターンをよく見ますが、ここでは、ユシンは心は寄せているものの、武骨な男気溢れる男なので表だっての行動はしません。

密かに心で想うのみ!

トンマンの出自が分かって新羅を出ようと決心した時には、努力して得た地位も全て捨てトンマンと二人で暮らす決断をしますがね。

 

そんなユシン役にオム・テウンはぴったり。

全然ハンサムでもなんでもないけど(ファンの皆さんごめんなさい)、彼が醸し出す誠実さと武骨さが良かった。

 
 

チョンミョン王女亡き後、王女の遺言ではなく遺志を継ぐことをトンマンが決意し、その恋心も無残に打ち砕かれてしまうけど、恨むのではなく、彼女を王女として側で支えようと決意するところも、とても男らしく、どんどんかっこよく見えていくのでした^^

 

可哀そうだったのは、チョンミョン王女。

幼い頃から、ミシルに脅され慎ましくめだたないように過ごしてきたのに、愛すべき夫をミシルに殺されてしまう。

 

危惧していたことが事実になり衝撃を受けた時に、自身が身ごもっていることを知る。

子供の命を守るため、未来を守るため、ミシルを欺き、伝説の国仙ムンノを探す旅に出る。

母は、強し!チョンミョンもやられっぱなしでは終わりませんでしたね、さすがは、トンマンの姉!

 
 

ムンノを探す旅先でユシンに命を助けられ、「王女様の花郎になります。お守りします。ですから二度と泣かないでください」と言われたときはどんなに嬉しかったでしょう。

そして、トンマンに出会えたこともチョンミョンに勇気を与えました。

三人で力を合わせてミシルに立ち向かうことを決め、前に進もうとした時が一番幸せな時だったのかも…

 

息子のチュンチュとも妹のトンマンとも楽しく過ごす時間がないまま亡くなってしまいます。

最後、心を寄せていたユシンの元で、トンマンのことを託して死ねたのが唯一の救いだったかも…

 
 

その美貌と色香も利用し側室どまりではなく、王妃の座を狙ってきたが、王室の男子を途絶えさせると言われた双子の出現で行く手を阻まれることになるミシル。

ミシルは、妖女ではあったけど、ずば抜けた政治感覚の持ち主で戦略にもたけていました。

 

トンマンは、そんなミシルと権力を巡って頭脳戦を繰り広げていきますが、敵であるミシルからも学び女王の座に向かっていく!

この辺が、物語の中盤の見どころです!

 
 

ミシルを演じたコ・ヒョンジョンは、お嫁さんにしたい女優No.1だったそうですが、結婚、離婚を経て、そのイメージから少しずつ脱却。

このミシル役で韓国では主人公を飲み込むほどの人気となり、その後の悪女ブームをもたらしたのだとか。

優しい笑顔で抱きしめながら、悪意のある言葉を耳元でささやくその姿には、何とも言えないオーラがありましたものね。怖っ!

 
 

そのミシルが、絶大な権力を手に入れる源となったのが「サダハムの梅」と呼ばれる、まだ若き頃恋人のサダハムが王に渡すべきところをミシルに残した“大明暦”。

「(大明暦」は、劉宋・南斉の祖沖之によって編纂された太陰太陽暦の暦法で、当時、最新で最も正確な暦だったと言われていた。)天気予報のない当時、水不足に悩む民たちは何より干ばつを恐れていたので、大明暦で雨の降る日を割り出し、さも自分のお陰で雨が降ったように錯覚させ権力を手に入れたわけです。

 

トンマンもこの力を利用して、チョンミョン亡き後、王室に戻る方法を考え実現します。

トンマンは対面した相手と話をする中で、相手の言葉を自分の中に取り込みどんどん成長していきます。

その発想力、若さ、そして聖骨という身分。ミシルが自分が頂点にたつには、王位に就くことしかないと考えた事件でもありました。

 

トンマンが、好奇心旺盛に逞しく育ったのは何より育ての母ではあるが、ソファから愛されて育ったからでしょうね。

砂漠の交易場で幼い頃から商人たちと関わり鍛えられた感性や感覚も大いに役に立ったのでしょう。

 
 

さて、トンマンの危機に偶然居合わせたピダム。

ユシンの鉢巻きを泥棒したと勘違いされ食べていた鶏肉をダメにされたことに腹をたて、結果的にトンマンを救うことになったのですが、この後も幾度となくトンマンを救い、片腕となっていきます。

後半では、お話の中心的存在に…。

 
 

最後に、三人(ミシルは、自分の行く手を阻みそうなので殺そうとしていた)が探すムンノについてちょっとご紹介します。

小国だった新羅を大国へと仕立てた第24代チヌン王の下で、ミシルたちとともに活躍した花郎徒の第8代リーダー(風月主)で、武芸の達人。

 

今は、宮殿を離れてはいるものの、国仙として、花郎徒たちから神のようにあがめられている人物です。

このムンノ、トンマンがソファに託された時に逃亡を手伝ってくれた人物であり、ミシルがチンジ王との間にもうけたが生後まもなく捨てたピダムの育ての親でもあります。

ドラマの後半からは、このムンノも登場し三国統一の話も出てきてお話のスケールが、どんどん大きくなっていきます。

お楽しみに!




おわりに

今回は、【善徳女王】の前編(1話~29話)のネタバレあらすじと感想をご紹介しました。

 

実際の善徳女王は、真平王の長女で、632年真平王に息子がいなかったため、ドラマのような苦労もなく貴族会議によって史上初の女王にたてられました。

王位に就いてからもドラマ同様に民のことを一番に考え功績を残しています。

 

また、シャーマン的な力があったとも伝えられているそうです。

ドラマ『善徳女王』はそのほとんどがフィクションですが、史実をうまく絡ませてお話が展開していきます。

後編は、三国統一の話に駒が進み壮大な展開となっていきます!お楽しみに…

スポンサーリンク