善徳女王後編(30話~62話)のネタバレあらすじや感想!

『善徳女王』は朝鮮史上初の女王で羅第27代の王・善徳女王が歩む波乱万丈の生涯を描いた超大作です。

今回は、全62話にも及ぶ話の後編、30話から62話までのネタバレあらすじをご紹介します。

 

チョンミョン王女の死をきっかけに新羅に留まり、王女としてミシルに立ち向かうことを決めたトンマン!

いよいよ、ミシルと政権をかけての闘いが始まる!

スポンサーリンク


善徳女王後編(30話~62話)のネタバレあらすじ

王女の座に就いたトンマン(イ・ヨウォン)は、ミシル(コ・ヒョンジョン)に立ち向かうために戻ってきたとチンピョン王に告げ花郎の主となりアルチョン(イ・スンヒョ)を近衛花郎とする。

また、復耶会のウォルヤ(チュ・サンウク)、ピダム(キム・ナムギル)も傍におく。

 

ミシルから神権を奪い取ったトンマンは、手始めに瞻星台(チョムソンデ)を建立し民に公開すると皆に告げる。

 
 

瞻星台の地鎮祭に向かう途中、砂地獄にはまって死んだと思っていたソファと感動の再会をする。

 

ミシルがチルスクに国仙の座を与えようとした就任式に国仙ムンノが突如現れる。

ムンノは、風月主(花郎のリーダー)を比才(ピジェ)で決める名目で戻った。

 
 

比才の最後のチルスクとの戦いで倒されても何度も立ち上がるユシンの姿が花郎を一つにしユシンが風月主となる。

風月主として認められるも、一族の土地に復耶会を住まわせていることが問題となる。

 
 

復耶会のウォルヤを切り捨てられないユシンは、伽耶人を守るためミシルの姪ヨンモと婚姻することで事態を収める。

 
 

一方、久しぶりに再会した師匠ムンノの会話からピダムは自分の親が誰なのか調べ始め、自分が三韓統一のための教育をうけていたこと、自分がチンジ王とミシルの間にできたヒョンジョンだと知る。

 

ムンノは、ピダムとトンマンを結婚させ三韓一統を託そうと思っていたが、ユシンの行動を見て三韓一統を託せる人物はユシンだと考える。

彼もまた伽耶族の出だった

そんなムンノも“三韓地勢”を記した本を我が物にしようとする仲間のヨムジュンに殺されてしまう。

 
 
 

そのころ、自作農から土地を巻き上げるため貴族が穀物を買い占め、町では民が飢えに苦しんでいた。

トンマンは、昔取った杵柄で事態を収拾し大きな利益を手にし、その収益で良質な農具を作る。

 

そんな時、暴動が起きる。

トンマンは自ら村長に会いに行き荒地と農具を与えるが、農民たちは約束を守らず、その結果、捕らえた村民たちの前で村長を自らの手で斬る。

 

心臓病を患うチンピョン王は、トンマンの結婚を考えるが、トンマンは、婚姻はせず、自ら王位を継ぐ副君になるつもりだと宣言する。

今まで、聖骨でないものが王になったことはなく王女の即位に誰も反対できなかった。

 
 

ミシルは、チュンチュを副君に推しトンマンと競わせようと目論む。

 

聖骨ではないと反対される中、チュンチュは、「骨品性は下品な制度であり中国や西域でも聞いたことがない」と言い放つ。

 

チュンチュの狙いは、ミシル陣営の分裂がであったが、ミシルは、「女の身で王となると言ったトンマン」と「骨品性を否定したチュンチュ」この二人の発言により自分が王になればよいのだと目覚める。

頭脳戦にかけては誰にも引けを取らないと思っていたチュンチュだが、計画が失敗しミシルの能力を思い知りトンマンと組むことにする。

そして、貴族を分裂させるために租税改革案を進言する。

 
 

王位を狙うことを決めたミシルは策略を巡らし、トンマンは大逆人に仕立てられるも、間一髪のところでユシン、ピダムの活躍により宮殿を脱出し難を逃れる。

トンマンは大逆人に仕立てられたものの、依然として現王の唯一の嫡子。

時の利はトンマンにある。

そこで、ミシルは権力者たちの抱え込みと、トンマン逮捕を急いだ。

 

トンマンも黙ってはいない、今回の一連の騒動はミシルの仕組んだことだと権力者たちに書状を送りつけ、街中にもミシルを逮捕せよとのお触書を貼り出した。

こうして一夜にして二つのお触書が誕生した。

 
 

トンマンたちは捕らえられたユシンを救出する策を練るが、逆に追っ手により砦が包囲され窮地に陥る。

養母ソファの考えでトンマンは脱出に成功するが、ソファは身代わりとなり命を落とす。

 
 

そんな最中、唐の使節団が訪れる。

行列に合わせて“皆で立ち上がり陛下を救え”というビラをまき、チュンチュのことをユシンに託したトンマンは、ミシルの前に現れ公開尋問を求める。

 

チュンチュは後方支援に回り、ミシルの刺客から最大勢力のチュジン公の命を助け、多くの貴族を従えソラボルに進軍する。

 

また、花郎徒も、「花郎たちは義に従え」と書かれたムンノの矢、ピダムが扮したムンノを見て決起し陛下を救出する。

ミシルの策略は失敗に終わった。

 

トンマンは、ミシルを宮殿から出さないよう命令するが、ミシルは正面突破し難攻不落の大耶城に逃げ込む。

だが、宮殿の情報はミシルに筒抜け、ソラボルに届くはずの武器は大耶城に運ばれる始末。

トンマンは改めてミシルの存在の大きさに焦った。

 

そこで、ソファがミシルの部屋から持ち出した“ミシルを殺せ”というチヌン大帝の勅書を使うことを決意し、ピダムを隠した場所に取りに行かせたが、勅書の内容を見たピダムはミシルの元に…。

侵入したピダムをそのまま帰したことでセジョンたちは、ピダムがミシルの子だと知る。

 

トンマンは、大耶城の生命線である水路に毒をまくという噂を流し、敵を攪乱する作戦に出る。

ミシルを窮地に追いやり二人で会談をし、ミシルを自分の側に取り込むという合従作戦を申し出るが、受け入れず内戦に突入する。

 
 

しかし、国境を離れて援軍に向かっていた部隊の動きを聞き、ミシルは、新羅の土地と民を守るため全てを終わらせる覚悟を決め自決する。

最後を看取ったのはピダムだった。そしてトンマンもピダムとミシルの関係を知る。

 
 

全ての決着がついたとき、チンピョン王が逝去し、トンマン王女改め、善徳女王が誕生した。

 

トンマンは、今回の反逆をチルスクとソクプムの乱と公表し、ミシル一派を処罰せず彼らを生かした。

こうしてミシルの乱は歴史から抹消された。

 
 

女王となったトンマンはミシルの残党をピダムに統制させ、彼に司量部(トンマ直属で全部署の不正を調査する)の地位と任務を与えた。

また、復耶会を解散させ、ウォルヤたちを新羅の軍に組み込んだ。

 
 

しかし、ウォルヤたち復耶会は未だに伽耶系のユシンを王位に就けようと水面下で活動していた。

 

そんな中、ユシンは戦争で次々と手柄をたて上将軍として軍部や民から圧倒的な支持を得ていた。

ユシンの活躍に危機を感じたピダムは復耶会が今も暗躍していることを暴き出す。

 

それを知ったトンマンは、ウォルヤや伽耶を捨てろとユシンに迫る。

そんな時、ウォルヤが宮殿から脱走する。

 
 

ピダムは、ユシンに伽耶を討掃せよとせまるが、ユシンは断る。

トンマンはユシンの無実を主張するが、ピダムは、ユシンを宮外に移送させわざと復耶会に渡そうとする。

 

しかし、逃げたはずのユシンは自ら宮殿に戻ってくる。

そして、ユシンは罷免され島流しの刑に処される。

同時にトンマンはピダムとも距離を置いた。

 
 

ピダム陣営ではトンマンがピダムの勢力を牽制しようとしていることに焦った。

そこで、ヨムジョンは、秘密裏にユシンの暗殺を計画するが、流刑地にユシンの姿はなかった。

トンマンの命を受け百済軍の偵察に行っていたのだ。

 
 

ユシンは、百済の兵士に扮し潜りこみ百済軍のターゲットが大耶城であることを突き止めるが、あと少しというところで見破られ絶体絶命の危機に…。

そこに復耶会のウォルヤが助けに来る。

 

何とか逃げ出せたユシンだが、陰から見ていたポジョンがユシンを百済のスパイとしてトンマンの前に連行した。

ここで初めてトンマンがユシンに特別任務を与えていたことを明かすが、またもや窮地に立たされるユシン。

自分の置かれている状況に関係なくただひたすらに大耶城を守ることを訴えるユシン。

ユシンの命を助ける代わりにトンマンに婚姻を迫るピダム。

 
 

ユシンの警告通り大耶城は落ちる。

投獄されているユシンに代わり国を救ってきたソルォンが軍を率いるが傷を負い戻る。

 
 

同じ頃、トンマンはチュンチュを連れ復耶会の砦を尋ねる。

百済軍が破竹の勢いで迫る中、トンマンは復耶会が解体しチュンチュの支配下に入ったことを重臣たちに告げ、ユシンを上将軍に再任し戦における王の全権を与える。

戦場に戻ったユシンは猛将ケベクを逃すが領土を取り戻し大手柄を立てソラボルに帰還する。

 
 

そのころ、宮中では、ピダムの猛アタックにトンマンは女心を揺さぶられていた。

そして、トンマンから愛の告白を受ける。

トンマンは、ピダムを信じ最高権力の上大等の地位に就けることを決心した。

 

ピダムもミシルの最後の意志に背き、全てをトンマンに与えようと決断し、トンマンの死後を不安に思っている彼女のために、彼女の死後全ての政務から手を引くことを誓約書に残し誓った。

そして、トンマンは、帰還したユシンたちの前でピダムの兵を全て兵部に帰属させること、ピダムと結婚することを発表する。

周りのみんなは、仰天する!

 
 

全てを捧げる決心をしたピダムが“三韓地勢”をユシンに渡したのを知ったヨムジョンが動く!

さらには二人が交わした愛の誓約書も見つかり二人の行く手には暗雲が…!?

2人の想いが叶う日は、果たしてくるのか…?

(おわり)

スポンサーリンク


善徳女王後編(30話~62話)の感想!

では、ここでは善徳女王後編(30話~62話)の感想を書いていきます。

 

内容が濃すぎて、どこからどんな感想を書いたらいいのか悩んでしまうほど見どころたっぷりの本作。

 

登場人物がとても多いが、それぞれ個性的で魅力的なキャラが沢山出てきてお話が進むに連れてそれぞれが成長していくのを見るのも楽しい。

 

善徳女王F4と呼ばれるユシンやピダム、アルチョンやウォルヤはもちろん、詐欺師だったチュクバンやコドの成長がすごい!

ミシル側のソルォンも敵ながらあっぱれ!

ユシンは、ただひたすらに自分の任務を遂行!

その姿は、自分が無実の罪で投獄された時も変わらなかった。

国を憂いユシン軍の責任者として行動したその真っ直ぐな姿勢はピダムとは対照的でした。

伽耶人でなければ、トンマンと共に強い新羅を築けたでしょうね~。

ウォルヤが王に推したくなるのも無理ないと思ってしまうほどの人望と武術の腕の持ち主でした。

 

変わっていったのは、ピダム。

出会った頃は天真爛漫で、飼い主を見つけた犬のように従順でトンマンが癒される存在だったのに…。

それが、トンマンが王座に就くや、自分のものにしたいという所有欲ばかりで目先しか見えなくなり、トンマンの言葉も信じられなくなる!

トンマンほどピダムのことを想ってくれる人はいなかったのに!

人を信じ切ることができないピダムは、心の隙をたくみに利用され、翻弄されていきました。

国の危機に焼きもちを焼いて!何考えてるの?考えるのはそこじゃないでしょ!って突っ込みを入れたくなったときも多々ありました。

 

結果、悲しい結末に突き進んでしまうことに…。

なぜ、棘の道を選ぶのか…。

愛とは信じること!

愛を知らないピダムにはそれができませんでした。

 

ピダムには、振り回されたトンマンですが、姉の忘れ形見のチュンチュには常に寄り添い、時に頭でっかちなチュンチュに、王たるものの行動を全身全霊かけて見せました。

すごかった!

 

チュンチュも最初は警戒していたけれど、ミシルとの対決の中で信頼できる相手と知りトンマンを女王として認め、彼女の背中を見て学んでいきました。

トンマンは、ここぞ!という時には必ずチュンチュを連れ行動してましたもんね! 

親が自分の生き方を身を持って示す!

現代の私達にも通ずるものですね。

その命がけの姿勢!味わい深い言葉、学ぶべきところが多々ありました。

 

所々に味わい深い言葉の数々があるのも、このドラマの醍醐味です。

 

自分が願った道とは違う道を歩んだトンマンだけど、今のこの二人の姿を見たら、天国にいるチョンミョン王女はどんなに嬉しい事でしょうね。

トンマンは、また最後まで心から新羅を想い民を想う王でもありました。

そして、自分の恋情には厳しい決断を下します。

 

もっと早くに、ミシルが自害した時にミシル派を粛正していれば、こんなことにはならなかったのに…。

それが、トンマンの唯一の欠点だったかな?ミシルだったら、ばっさり切って何食わぬ顔で女王の座に座っていたでしょう。

 

敵ながらトンマンの好敵手であり、ある時は師のようではあったミシル、ソファに想いを寄せながらも自らの手で殺してしまったという過酷な人生を歩んだチルスク…

伽耶族のこと…書き始めたらきりがないくらい盛りだくさんのこのドラマ!

トンマン誕生前の危機から始まって女王として亡くなるまでの波乱万丈な人生!

関わる全ての人たちの色々な人生、生き方はあらすじを読むだけではその面白さは伝わりません。

ぜひ、何度でも見ていただきたいドラマです。




おわりに

今回は、善徳女王の全62話中、30話から62話のあらすじと感想を書いてきました。

 

母に捨てられ、父と慕っていた師匠に捨てられ人との信頼関係の築き方をわからずに育ってしまったピダム。

周りに策士がいてすっかり踊らされてしまいますが、その道を選んだのは他ならぬ自分…自分を愛し、周りの反対を知りながらも、最後まで信じ通してくれたトンマンを信じ切ることができませんでした。切ない…

ミシルの子供として生まれてこなければ、こんな過酷な人生を歩むこともなかったですね。(それじゃ、ドラマになりませんが…)

 

三国統一より悲恋物語?の様相が濃くなった善徳女王ですが、哀しい恋の行方を最後までお楽しみに…

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク